C型肝炎の感染物質を発見

C型肝炎の感染物質を発見

新治療法の開発に期待
 
C型肝炎ウイルスと結合して肝細胞を感染させるレセプター(受容体)の働きを持つ新たなタンパク質を広島大の茶山一彰教授(消化器・代謝内科)と米イリノイ大の研究者らのチームが突き止め、8日付の米医学誌ネイチャーメディシン(電子版)に発表した。

 このタンパク質は「NPC1L1」と呼ばれ、コレステロールを吸収する働きがあるとして知られていた。茶山教授は「NPC1L1の働きを阻害できれば、感染効率は著しく落ちる。新しい治療法の開発が期待できる」と話している。

(共同通信)
by yakuraibosi | 2012-01-12 21:24 | Comments(0)
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