天保2(1831)年頃の絵に東京スカイツリー?

浮世絵タイムトラベル現象と言えば、葛飾北斎と同時代に活躍した歌川国芳が描いた「東都三ッ股の図」(天保2(1831)年頃の作)に東京スカイツリーらしきものが描かれているとして昨年話題になりました。

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墨田川にシジミ取りの舟が浮かび、手前には舟底をいぶす2人の職人の姿。そして絵の左奥には対岸の江戸・深川辺りで、他の建物を圧するような細長い構造物が二つ見える。左側の低い方は当時存在した火の見櫓(やぐら)とされているが、その右の巨大な組み立て式の塔は当時存在しなかった。
by yakuraibosi | 2012-02-27 09:14 | Comments(0)
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