通常の10倍以上も長生きし続けることができる秘密の一端が明らかに

通常の10倍以上も長生きし続けることができる秘密の一端が明らかに

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中東地域に生息する一部のネズミの中には30年という長い寿命を持つものが存在します。その長寿のヒミツは「がん発生率の低さ」であることがわかっていますが、それとは別に細胞の働きに起因する理由があることが最近の研究でわかってきました。

地面の中に住むネズミの一種であるメクラネズミ(盲鼠)は、同じ中東に生息するハダカデバネズミとともに30年という長寿の持ち主として知られています。他のネズミの寿命が2年前後であることを考えると、驚異的な長寿といえます。イギリス・ロチェスター大学の研究チームによる発見で、メクラネズミはたんぱく質の一種である「インターフェロンβ」を大量に分泌することで、がん細胞の元となる不良細胞を死滅させていることが明らかになっていますが、それとは別の長寿の仕組みがあることを同じくロチェスター大学の別の研究チームが発見しました。メクラネズミに備わっている特異なたんぱく質合成のプロセスが、老化そのものを遅らせているというのです。

by yakuraibosi | 2013-10-27 10:17 | Comments(0)
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