太陽電池、暗闇でも発電

太陽電池、暗闇でも発電 

国際先端技術総研が開発

太陽電池、暗闇でも発電_e0026609_2045418.jpg

・国際先端技術総研は、真っ暗な室内でも発電する太陽電池を開発したそうです。
・目には見えない赤外光で電気が得られ、消費電力が少ないLEDのランプが点く。無電源の常夜灯等として実用化を目指すそうです。
・開発した太陽電池は「色素増感型」というタイプ。色素が光を吸収して発電する。水晶の小さな微粒子を電極の表面に貼り付けたフィルム状の太陽電池を作り、目に見えない波長の赤外光を水晶が吸収して色素に伝え、電気に変換できるようにしたそうです。
・7㌢四方の太陽電池を試作したところ、人間の目では暗く感じる14ルクスでも小型LEDランプが点灯したそうです。

暗い室内でも発電できる太陽電池
・変換効率は200ルクスなら18%以上で、従来に比べて明るさが1/2以下でも同等の効率が維持できるそうです。
・色素増感型は可視光から電気を得る性能はシリコン系より劣るが、赤外光の変換効率はシリコン系より高い。積水化学工業等が室内や日陰での利用を目指して事業化を目指しているそうです。
・太陽電池を使う太陽光発電は、自然エネルギーだが、天候に左右されるのが欠点でした。今回の太陽電池はこの欠点を補う一助になるのでしょうか?

by yakuraibosi | 2015-02-27 20:46 | Comments(0)
<< 番組収録中に「紫色のUFO」出... 自分の脳波の力の影響力 >>