キターッ! NHK、預金封鎖を語る(笑)

キターッ! NHK、預金封鎖を語る

【(NHK)終戦翌年の預金封鎖、現代への教訓は 政府債務残高
昭和19年 204%
平成27年 232.8%(1143兆円)

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2月16日にNHKが報道した特集番組「預金封鎖」が話題となっています。この番組では69年前の昭和21年2月16日に預金封鎖が日本で行われたことを取り上げており、政府の債務残高が現時点で昭和21年よりも多い事を指摘。現在と昭和21年を比較すると、残り時間が後5年程度しか無いことが分かりました。

当時の預金封鎖は情報を一切出さずに、政府は徹底した情報統制を敷いて実行しています。GHQ(アメリカ占領軍)もそれを黙認していたようで、預金封鎖を経験した方は「堤防に生えている草などを食べてしのいだ」と証言していました。

実は数年前から日本では預金封鎖の話題が何度か浮上しています。住民基本台帳ネットワークシステムから国民総背番号制に至る一連の制度が預金封鎖の布石であるという指摘がある上に、1997年に当時の大蔵省内部で預金封鎖の検討が行われていたとの報道もされました。

1997年の段階で具体的な話が政府内部で浮上しているということは、2015年の今は更に煮詰めている可能性があると考えられます。昭和の時も実行するまでは情報が徹底的に隠されていたわけで、この時期にNHKが報じたのは何らかのアリバイ作りなのかもしれません。

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預金封鎖とは、一定期間、皆さんが銀行に預けたお金が引き出せなくなることを指します。お金を引き出せなくしておいて、それに課税するわけです。最近ではキプロスで、実際にありました。
もうひとつ、世界で預金封鎖をやった国があります。それは日本です。

日本政府の負債は1941年3月の310億円から1946年3月には2,020億円に膨張しました。そこで日本は預金封鎖を実行したのです。このときの預金封鎖は、大成功しました。

1.日本政府の債務を帳消しにするため
2.財政出動の予算の捻出のため
3.所得格差の是正 → これが最大の理由

預金封鎖は、経済学ではcapital levy(預金税)と言います。わかりやすい表現に直せば、実際には、自分の銀行預金通帳の残高の一部が、ある日、こつ然と消滅することを指します。

つまり預金が戻ってこないリスクがあるということです。
もし何かの拍子に、国債が急落し、銀行が大損したら、誰かがその尻拭いをしないといけません。
もう一度、わかりやすいように言い直せば、銀行経営が傾いたとき:

1.株式
2.金融債
3.預金

という順番で、投資家がなぎ倒されてゆくということです。そして運用損が莫大な場合は、株式、金融債によるリストラでも足らず、我々の預金にまで手が付けられるということも、無いとは言えないのです。

by yakuraibosi | 2015-02-28 09:48 | Comments(0)
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