植込み型 人工腎臓

UCSF が 人工腎臓 の試作モデルを発表

2010年9月 4日

カリフォルニア大学(UCSF)の研究者らが、
植込み型 人工腎臓 の試作モデルを発表しました。

植込み型 人工腎臓 によって、いつの日か、
人工透析の必要がなくなるのではないか、また、
生体腎の移植による拒絶反応を心配する
必要がなくなるのではないかと期待されています。


植込み型 人工腎臓_e0026609_10163932.jpg


この 植込み型 人工腎臓 には、
多数の極小フィルターと
バイオリアクターが搭載されており、
生体腎同様に代謝や水分調節の
役割を担ってくれるそうです。


現在のところは、体外式の人工腎臓で、
重篤な患者にて機能することが実証されたようですが、
小型化には至っておらず、
そのサイズは一部屋分もあるそうです。

今後は、コーヒーカップほどの大きさになるほうに
小型化へ向けて研究するそうです。

5~7年のうちに臨床試験にまで持っていく計画だそうです。

腎臓の移植が必要な末期腎不全の方にとっては
早く良い研究結果を耳にしたいところですね。

by yakuraibosi | 2010-10-04 10:16 | Comments(0)
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