世界最安のタブレット型コンピューター

インド政府、1台35ドルの「世界最安タブレット」発表へ
ロイター 10月5日(水)17時56分配信

[ニューデリー 5日 ロイター] 

インド政府は5日、世界最安のタブレット型コンピューターと銘打つ1台35ドル(約2700円)の端末を正式に発表する。まずは10万台で試験運用し、向こう数カ月以内に数百万台規模で学生向けに本格展開するという。

 シバル人的資源開発相は先週、記者団に「間もなく、35ドルのコンピューターがすべての生徒に行き渡るようになる。タブレット型端末は学習の質向上に貢献するだろう」と述べていた。空を意味する「Aakash」と名付けられた同端末は、英国を拠点とする小さな会社データウィンドが開発。研究開発には2年を費やし、インド国内で生産される予定となっている。

 英調査会社メープルクロフトが今年発表したリポートによると、インドはBRIC諸国として比較されるブラジル、ロシア、中国に比べ、インターネットや携帯電話の普及率で後れを取っている。最近出された別のリポートによれば、2000年から2010年にインドのネット人口は15倍に増えたが、それでも普及率は8%に過ぎず、中国の約40%とは大差がついている。携帯電話加入者は毎月1900万人前後に上るが、その大部分は主に都市部の比較的裕福な層が占めている

by yakuraibosi | 2011-10-09 20:55 | Comments(0)
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