地殻・マントル境界の地図

地殻・マントル境界の地図=地球全体、高精度測定―ESA
時事通信 3月13日(火)14時33分配信

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 地球の地殻とマントルの境界がどれだけの深さにあるかが、欧州宇宙機関(ESA)の重力観測衛星「GOCE」によって高い精度で測定され、地球全体の地図が作られた。ESAが13日までに発表した。
 この境界は、クロアチアの地震学者アンドリア・モホロビチッチが地震波の伝わる速度が急に変わることから発見し、「モホロビチッチ不連続面」(モホ面)と呼ばれる。
 作成された地図では、世界一高い山のエベレスト(チョモランマ)近くでは地表から約70キロ、太平洋などでは海底から約10キロの深さにモホ面があることが分かる。高精度なデータにより、地球内部の変動の解明が進むと期待される。

by yakuraibosi | 2012-03-15 09:45 | Comments(0)
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