レバノンでゲイポルノ映画館を強制捜査

2012年7月28日、レバノンの警察がベイルートにあるゲイポルノ映画館を強制捜査し、36人が逮捕されました。レバノンでは同性愛は違法です。警察は、「同性愛者かどうか調べるため」と称して、逮捕者の肛門を強制的に検査したとのこと。

この映画館は、男性同士の出会いの場として有名なところだったそうです。Hbeish警察署の警官たちは、逮捕した36人のうち誰が同性愛者なのかという証拠を得ようとして、医者を呼んで「肛門検査」をやらせたとのこと。

この「検査」で医者が何をやったかというと、逮捕された男性たち全員に服を脱がせ、前にかがむかしゃがむかさせて、肛門に精液の痕跡がないか調べたり、肛門の形をチェックしたりしたんだそうです。後者に関しては、「肛門の直径が広ければゲイである可能性が高い」という怪しい説に基づくものだとのこと。人権NGOのニューマン・ライツ・ウォッチは、以前からこうした肛門の検査を拷問と同じだとして非難しています。逮捕者たちは、この「検査」にかかる費用としてそれぞれ25000レバノンポンド(約1300円)を払わされたそうです。

by yakuraibosi | 2012-08-13 22:48 | Comments(0)
<< ショック!なんとオリンピックの... 中国、100kmの量子テレポー... >>