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2016年11月チェルノブィリ原発 新たな巨大石棺で覆われる
今から30年前に大事故を起こしたチェルノブィリ原発の第4号炉は、今年11月に新たな防護シェルター、石棺により覆われる計画だ。同原発の所長が明らかにした。
事故後、爆発したチェルノブィリ原発4号炉の上には、いわゆる「石棺」が作られたが、ここ数年この「シェルター」の損傷が徐々に進んでいた。ウクライナ当局は、チェルノブィリ原発を、新たな防護覆い「シェルター2号」(confinement;閉じ込めるもの)を作ることで、安全なものにしたいと望んでいる。新しいシェルターは、高さ105メートル、幅260メートルのアーチ状建造物となり、老朽化した「シェルター1号」をさらに上から覆う。
「シェルター2号」の建設は、本来2015年に終了する予定だったが、ウクライナ側の説明では、資金不足により工事が遅れていた
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