機構が「原発は手に負えない」と絶望宣言!!


機構が「原発は手に負えない」と絶望宣言!!


<< 作成日時 : 2016/07/18 12:54 >>

▼支援機構が東電フクイチ「石棺」に言及
 東電フクイチ(福島第一原発)の廃炉計画で、原子力損害賠償・廃炉等支援機構が13日、溶けた核燃料を原子炉建屋ごとコンクリートで封じ込める「石棺」に初めて言及した。重大発言である。

 なぜかというと、廃炉計画が「挫折した」と認め、「もう手に負えない」と宣言したからである。原子炉が爆発したあと、いまだに放射能を拡散し続けている。いろいろ試みてみたが打つ手が見つからないのだ。

 こんなことは最初から分かり切っていた。原発はいったん破裂したら、人間の手ではどうにもならない化け物だ。人類が制御できるくらいならチェルノブイリはとっくの昔に解決している。

 30年経過した今も、爆発したチェルノブイリ原発は「石棺」でおおわれている。コンクリートの厚さはなんと1メートル。幅250メートル、高さ105メートルの巨大なアーチ型をしている。

 放射能を密閉するよう設計されていると言うが、未来永劫このままで安全ということではない。時間の経過とともに「石棺」の“建て替え”が必要となる。

 そのたびに長い時間と膨大な費用が掛かる。これをこの先、何万年と続けるわけだ。気が遠くなる話である。

 機構は、溶融燃料(燃料デブリ)を取り出すことが大前提としながらも、「今後明らかになる内部状況に応じて、柔軟に見直しを図る」と言うが、原子炉の中がどうなっているか確かめようがない。

 放射能の濃度が強すぎて人が近づくことが出来ない。そばに寄った途端、命を失うからだ。

 東電フクイチの水素爆発の後、除染費なども含め10兆円近くのカネを投入してきた。しかし、根本問題は何一つ解決していない。放射能で汚染された水は依然として流れている。

 緑の大地を汚し、海を汚染し続けている。炉心棒が溶けた原発から放射能が流れ出し止めることが出来ないままだ。どこに放射能は「コントロールされている」(安倍首相の発言)のか?

 ウソで塗り固めても、真実を覆い隠すことは出来ない。機構がお手上げ宣言した原発をまだ、安倍首相は再稼働させようというのか。

 何の影響か知らないが、私の周りの人たちに次々とガンが発覚した。考えられないほどあっちでも、こっちでも、見つかった。確かに異常な状況だ。全員が首都圏の在住である。

 放射能は臭いがない。色もない。形が見えない。水素爆発の後関東を豪雨が襲った。その時、フクイチから吹き上げた放射能が首都圏まで飛散した。あれから5年経った。

by yakuraibosi | 2016-07-20 21:35 | Comments(0)
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