アメリカ政府関係者の1人が、「イランに撃墜されたアメリカの無人偵察機は、イランの領空に侵
入していた」と語りました。
イギリスの新聞ガーディアンのインターネットサイトは、「アメリカのトランプ大統領とその支持
者らが21日金曜、ツイッターやインタビューの中で、トランプ大統領が人的被害を阻止するため
にイランへの空爆を中止し、イランの地元の司令官が許可なくアメリカの無人機を撃墜し、これを
策略的な陰謀だと主張している一方で、アメリカのある政府高官は匿名で、表向きに事実に近い発
言をし、対イラン攻撃の停止の理由は、この無人機やそのほかのアメリカの無人機P8Aポセイド
ンが実際に、本来の航路をはずれ、イランの領空に侵入していたことによるものだとしている」と
報じています。
今月20日、アメリカの無人偵察機グローバルホークが、イラン南部の領空を侵犯したため、同国
のイスラム革命防衛隊・宇宙航空部隊に撃墜されました。