クローン食品は安全

体細胞クローンの牛・豚・ヤギに安全宣言…米食品医薬品局1月16日14時11分配信 読売新聞

【ワシントン=増満浩志】体細胞クローン技術で作り出した牛、豚、ヤギとその子孫について、食品としての安全性を検討していた米食品医薬品局(FDA)は15日、「肉、乳製品とも従来の家畜と変わりがない」とする最終評価を発表した。

 これを受け、農務省は今後、クローン食品が市場に円滑に受け入れられるための体制を整備する方針。その間の措置として、業界が2001年から続けているクローン食品の出荷自粛は当面、続けられる。

 評価に際しFDAは、クローン動物の健康状態を詳細に分析。出生前に死ぬ例は多いが、食用になるまで育った個体は、体調だけでなく繁殖や行動も正常と判断した。さらに、肉や乳製品の成分も分析し、すべての面で「従来の家畜と安全性に違いはない」と結論した。ヒツジなど他の動物については「データが不十分」として判断を見送った。

by yakuraibosi | 2008-01-17 21:16 | Comments(0)
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