荒田吉明先生が常温核融合の公開実験に成功!
-------------------------------------------------------------------------------- 2008/5/23 <荒田吉明・阪大名誉教授が常温核融合の公開実験に成功されました! > 文化勲章受賞者で大阪大学名誉教授の荒田吉明先生が、本日2008/5/22(木)に固体内核融合(つまり常温核融合)の公開実験に成功されました。簡単に速報としてお伝えします。歴史的な成果といえます。 公開実験は毎日、朝日、日経、日刊工業新聞、NHKなどマスコミも多数参加する中で行われた。 まえがきに、ノーベル賞科学者でさえ低温核融合の論文を書いたら学会から掲載を拒否されたエピソードがある。 マックス・プランクが言ったように「科学の進展は葬式ごとに進む。」彼は次のように説明した。「新しい科学の真実の勝利は反対の人を目から鱗が落ちるように説得させるわけではなくて、むしろ反対派はだんだん死んでいき、その新しい真実に慣れた新しい世代が成長してくる。」 常温核融合で、飛行機はジェット燃料でなく、水素を燃やして飛ぶようになる。水素エンジンは現在でも可能だが、格段にコストが安くなる。 とにかく、常温核融合の応用で、戦争はできなくなるだろう。 もちろん、石油や富や権力を求める戦争の原因すらなくなる。 石油事業や電気事業(発電)に未来はないという。これも当然だろう。 石油は要らなくなる、それどころかタダで発電できるようになるので水素と炭素を合成して石油をつくり、地中に埋め戻すことさえできるようになる。 全体を通じて、世界中から貧困をなくし、誰でも食べたいように食べられるという考えに貫かれている。 われわれは自然を破壊しすぎないように、あるいは破壊した自然をも都に戻すために、人類の人口を減らさなければならないときが来る。その時には月にも火星にも移住するという方法で、地球の負担を減らす。わたしも石油がなくなったら火星や月に行けばいいだろうと、いろんな人に言ってきたのだが、冗談としか受け止められなかったようだ。いったい世界は何のために宇宙開発をしてきたのかと思う。 このように未来はいいことづくめである。なぜ、常温核融合のような技術開発に世界は力を入れないのか、わたしは理解できない。それについて、昔から面白い皮肉がある。 ホルガンとニューヨーク・タイムズ紙と科学発展の終焉を唱える人たちとはまさに正反対に、アーサー・C・クラークは1963年に次のように書いた:海水に含まれている重水素が、今後想像される限りの遠い未来まで、人類のあらゆる機械を動かし、すべての都市に熱を供給することができる。 今から二世代のちにもし人類がエネルギーの不足に悩むとしたら—大いにあり得ることだが—それは人類の無能さのせいなのだ。我々は、炭田の上で凍え死ぬ石器時代人のようなものだ。 …原料物質が恒久に不足する必要はない。 この想像を絶する広大な宇宙においては、永久にエネルギーや原料物質に不足をきたすことはあり得ない。 だが脳味噌に不足をきたすことは、大いにあり得るからである。(状況を悪化する可能性) いまの日本の構造改革とか財政破綻懸念とか憲法改正論議、自殺者の急増や格差問題などは、全く政治家の脳味噌に不足を来していることに由来しているのと同じだ。 われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。 と美しく述べている。これをなぜ実現しないのか不思議だ。政治家は憲法を守れ。守れないから、変えるというのは、最近の構造改革以来の悪い風潮である。脳味噌に不足を来しているというのはこれのことだ。
by yakuraibosi
| 2008-05-23 23:20
|
Comments(1)
Commented
by
潤い近し
at 2009-01-10 11:09
x
さすが!常温核融合が成功すれば無意味な争いもなくなるし、世界中が潤う、心から願う平和は目前ではないか。これが分からない人や見ようともしない人は消えていく。まだまだ人類は進化していく。
0
|
カテゴリ
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 フォロー中のブログ
最新のコメント
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||